■定年、再雇用
年金の支給開始は65歳が基本であり、「定年延長、定年撤廃」などと言葉では耳にはしますが、現実的には、まだまだ定年も60歳のところも多いと思われます。
ただ本人が希望すれば65歳までは、「再雇用」として働くことはできますので、ハローワークの「高年齢雇用続継続給付金」と合わせて年金支給開始までは、なんとかはなるのではと思います。
■定年後の不安
「同一労働同一賃金」というのも言われていますが、再雇用になると権限と責任が軽くなり、収入も半減してしまうことも友人などからもよく耳にします。
結局のところ、社会も少しづつ前進はしているもののポンと大きく変革できるのは大きな会社からであり、コロナ禍の環境で終息が見えない状況では労働環境の良い変化の動きも鈍くなってしまいます。
それでも生あるものは日々を過ごすことで年齢も重ねることになりますので、個人レベルで頑張っていくしかないのでしょう。
定年に達するまでは、それなりに不安を抱えながらも「真剣」に仕事に従事していましたが、いざ定年を迎えると「真剣にやっていたつもり」だったんだということが分かりました。
面白いもので窮地に立って初めて「真剣さ」に気づき、以前会社トップに「真剣さが足りない」とか「真剣に取組んでいるのか」と言われた意味がようやく理解できたわけです。
少し遅すぎですね。
でもこうやって気づけたからには、これからの人生を真剣に考えようと、第二幕を迎え勉強しながら、できることにトライしていこうと、まずはブログにトライしています。
■人生100年時代
さて、日本の総人口は1億2千万人超、そのうち60歳以上は4千万人超で34%を占めます。
自分もその中の1人ではありますが、「人生100年時代!」60歳は人生の折り返し地点を少し過ぎたところ、まだまだ先は長く、60歳からの人生も充実して過ごしていきたいものです。
■60歳以上の専用ECサイト
高齢化が加速する社会で、60歳以上の世代が持つ課題やニーズの解決に向けて、この世代に特化したECサイトがありました。
シニア社会の課題解決を目的として立ち上げられたサイトで、健康、仕事、交流、生活、資産などなどで10事業分野に分け企画、立案し事業化に取り組んでいるようです。
リリースは昨年(2020年7月)で各事業も拡大展開中であり、シニア層で出店されたいメンバーも募集されています。
ECというと若い世代が活躍し、利用されているイメージがありますが、確かに60歳以上のスマホ普及率も50%超という記事もあり、このようなシニア層に特化したECサイトというのも「あり」と思えますね。
またサイト運営も60歳以上のメンバーで構成されているようですので、同年代の悩みや困りごとには気付きやすいとも思えます。
「この指とまれ!」
■まとめ
シニアがシニアのための活躍の場を提供しようという元気な高齢化のこれからを考えた着眼点が面白いと思い取り上げさせていただきました。
まだ発展途上のようですので今後を楽しみにし、そのうち私も顔を出してみようかと考えています。