notchi60’s blog

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プラチナ世代の過ごし方に関する雑記ブログ

電気料金の削減

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皆さんは毎月電気料金の明細をしっかり見られていますか。

今月は先月より少し高いかな、安いかな、というような感じで見ていませんか。

という筆者はまさにそんな感じで、これまであまり気に掛けることをしなかったのですが、もっと早くに気付くべきだったと後悔しました。

本記事は、筆者が自宅の電気使用料が高いことに気付き、電気代を削減するため調べたことを記します。

筆者宅は20年ほど前に父親が建てた2世帯住宅で、電気と水道は世帯で分けずに1つのメーターで契約していました。

それで電気料金と水道料金は親世帯と折半ということで、折半分を親へ支払っていました。

それが親も高齢になったこともあり、契約名義を筆者へ変更し今後は親へ使用料分を請求することになったのですが、電気使用明細書が手元に届くようになって、よ~く見てみると電気料金の基本料金が高いことに気づきました。

これまでは電気代はちょっと高いかなとはうすうす思いながらも、親からの請求でもあったのであまり気にかけずにいました。

が、気づいたからには、まずはどんな仕組みで料金が算出されるのかについて調べてみました。

■電気料金の算出方法

中部電力の場合(2021年4月現在)

電気料金は、「基本料金」と「使用量」から計算されますが、使用量は3段階になっており、その単価は段階的に高くなっていきます。

 

  • 基本料金は契約容量で異なり、筆者宅は 1kVAにつき単価286円 
  • 1段料金120kwhまでの1kwhあたり単価21.04円
  • 2段料金120~300kwhの1kwhあたり単価25.51円
  • 3段料金300kwh以上の1kwhあたり単価28.46円

 

■筆者宅の電気料金

電気使用量の明細では、契約容量が20kVA(キロボルトアンペア)となっていまして、いやいやいや何故そんな大容量で契約しているの?とまず疑問符がいっぱい飛びました。

 

また直近1年間の2世帯での電気使用量

  • 月平均が1,150kwh
  • 少ない月は850kwh
  • 多い月は1,650kwhでした。 

 

前述した電気料金の算出方法で具体的に計算すると、

契約容量20KVA、2世帯合計で1か月1,150kwh使用したとして

 

・基本料金は、20KVA × 286円 = 5,720円

・使用料金は、

      1段料金:120kwh × 21.04円 =  2,524.8円

      2段料金:180kwh × 25.51円 =  4,591.8円

      3段料金:850kwh × 28.46円 = 24,191.0円

                                使用料金計は、31,307.6円

 

電気料金合計 37,027.6円(小数点以下切捨て)、1世帯当たり18,500円ほどになります。

ちょっと高めですよね。

 

一般的には家族4人暮らしで50~60A(アンペア)、平均利用料金12,000円ほどといわれているようです。

 

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■自宅の家電製品を一覧にする

まず筆者宅の家電製品とそこに記載されていた消費電力を一覧化し、常時通電しているもの、同タイミングで使用する可能性の高いものをざっくり分けてみました。

※これで必要アンペアの判断が行えます。

 

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一覧から見ると朝と夜のタイミングが一番多く容量を使っていることが分かりました。

夏の朝は、合計7,133W ÷ 100V = 71.33A ⇒ 余裕を持って80Aは必要と判断です。

 

ちなみに上記一覧の消費電力(W)は、例えばエアコンは冷房・暖房で消費電力の大きい方で記載しています。

また同じ家電製品でも機種やメーカー、製造年により消費電力は異なります。

 もし一覧を参考にされるようでしたら大雑把な目安にはなると思います。

 

■電気料金を下げる方法について調べてみました。

 

方法① 現状のままで契約容量(20KVA)のみを変更する。
  • 親世帯も同じ家電製品一覧を作成したところ2世帯で15KVAあれば十分と判断できた。
  • メーター等の工事費用は発生しない。
  • 但し、使用量料金はこれまでと変わらない。

 

方法② 現契約で世帯ごとにメーターを分ける。
  • 世帯ごとの使用量となり、一番単価の高い3段階目の使用量が減るため、使用量料金は下がる。
  • また契約容量を下げれるため、基本料金も安くなる。
  • 但し、メーター分けることによる工事等費用がかかる(10~20万円ほど)。

 

方法③ 新電力会社へ乗り換える。
  • 基本料金ゼロや使用量単価が安価に設定されていたりする。
  • メーター等の工事は必要ない。
  • 但し、使用量によって逆に電気料金が高くなる可能性はある。

 

■検討結果

方法③の新電力会社5社に絞り、契約容量は15KVAとして比較しました。

結果は、A社への乗り換えが良さげと分かりました。

A社は、Looopでんき でした。

ということで筆者はLooopでんきにて契約しました。

 

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notchi60.hatenablog.com

 

 

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