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プラチナ世代の過ごし方に関する雑記ブログ

洗濯機の選び方ポイント

 

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日常生活における節約を考えるなかで「洗濯機」にスポットを当ててみました。

日常生活にかかせない家電製品の1つである洗濯機ですが、機能や性能が多様化しており、また洗濯機は家庭環境により使用するタイプや条件が変わります。

そこで本記事は洗濯機を購入される場合、ご家庭に最適な洗濯機を選ぶためのポイントとなる基礎知識をご紹介します。 

 

目次

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最適な洗濯機の容量(Kg)

1日当たりの洗濯物の量の目安は、「1人の洗濯物の量1.5Kg × 家族人数」

4人家族なら、6Kgということになりますが、洗濯機は容量の8割程度で回すのが効率的に汚れが落ちると言われており、できるならば洗濯機容量は7~8Kgをおすすめします。

  

1回に洗える具体的な目安

1.5Kg(1人分)の目安は、ワイシャツ1枚(約200g)、長袖シャツ1枚(約130g)、トランクス1枚(約80g)、綿パンツ1本(約400g)、タオル2枚(約70g)、靴下1足(約50g)、パジャマ上下1着(約500g)です。

 

他の目安として、ブラウス1枚(約200g)、スカート1枚(約400g)、子供用スカート1枚(約200g)、Tシャツ1枚(約110g)、、トレーニングウェア上下1着(約850g)、エプロン1枚(約200g)、ハンカチ1枚(約15g)、バスタオル1枚(約300g)、シーツ1枚(約500g)。

イメージとしては、1度に洗うこれらの枚数で考えて見ると洗濯機の必要な容量の見当がつきます。

また毛布も洗いたいということでしたら、薄手の毛布なら容量5Kgでいけそうですが、厚手の毛布ですと容量7~8Kgは必要とされています。

 

なお、ご家族のお仕事や子供のライフステージによっても洗濯物の量は変わりますし、まとめ洗いや大物洗いが多い場合は、大きめの容量がおすすめです。

 

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洗濯機の種類

ドラム式洗濯機

たたき洗いで、洗濯物を上から下に落として洗うのが特徴。

メリット:使用する水が少量、衣類の痛みが少ない。

デメリット:使用水量が少ないため色移りしやすい。

 

ドラム式の乾燥機能はヒートポンプ式が多く、約65度の低めの温風で乾かします。

メリット:消費電力が低い、衣類の痛みが少ない、ふんわり仕上がる。

 

縦型洗濯機

多くの水を攪拌(かくはん)して洗う「もみ洗い」が特徴。

メリット:体操着やユニフォームなど頑固な汚れもしっかり落とせる。

デメリット:ドラム式より乾燥時にしわがつきやすい。

 

縦型の乾燥機能はヒーター式が多く、約100度の熱風で乾かします。

メリット:しっかり乾燥する。

デメリット:衣類が傷みやすく、槽内が熱くなるためロックがかかり冷めるまで開閉ができない。

 

簡易乾燥機の場合は、脱水後常温の風邪で乾燥させるので乾く時間が短縮され、効率的に選択したい方にはおすすめです。

 

二槽式洗濯機

洗濯槽と脱水槽が分かれているため同時進行できるのが特徴。

メリット:大量の洗濯が短時間ででき、構造がシンプルであので丈夫で壊れにくい。

 

洗濯機の設置場所、搬入経路の確認

共通:横幅、奥行きのサイズ、蛇口が洗濯機より高い位置になるかを予め確認します。

ドラム式洗濯機は縦型よりも重量が重いためより安定した場所へ設置する必要があります。

縦型洗濯機の場合は、蓋を開けたときに蛇口に当たらないかをチェックしましょう。

 

購入し自宅設置場所へ運び込むときの注意点

玄関から設置場所までのエレベーター、階段、通路、螺旋階段などを通る場合は、最低でも本体+10㎝は必要です。

また通路や階段などでコーナーがある場合は、旋回できるかもチェックしましょう。

 

洗濯機の扉の開き方

ドラム式洗濯機は「左開き」「右開き」が選べれるタイプがありますので設置場所の壁の向きなどで選択しましょう。

また扉を完全に開けることができるか全面のスペースも確認しましょう。

扉が開けにくい場合は縦型洗濯機という選択肢もあります。

 

洗濯機のお手入れ

洗濯機のお掃除機能がついている機種も含めて、月に1回は市販の洗濯槽洗浄剤で槽を洗浄することをおすすめします。

糸くずフィルターは洗濯後に毎回キレイにしておくとカビを抑制効果があります。

合わせてドラム式は乾燥フィルターもこまめにお手入れすることをおすすめします。

洗濯槽をこまめに洗浄することで洗濯物に臭いがつきにくくなります。

 

ちなみに洗濯槽クリーニングを業者へ依頼すると13,000~20,000円程度の費用がかかるようです。

 

洗濯機の振動が気になる場合は、防振パッドを使うことで振動を抑えられます。

 

メーカーによる特徴

洗剤の自動投入機は各社で採用されていますが、メーカーとしての特徴を説明します。

Panasonic

パナソニックの洗濯機は「泡洗浄」が特徴。

ドラム式も縦型も、洗剤を泡立てて洗う「泡洗浄」で、ガンコな汚れに素早く洗剤のパワーを引き出し、汚れを浮かせてしっかり洗い上げます。

 

東芝

東芝は独自に開発したウルトラファインバブル洗浄が特徴。

ウルトラファインバブルは繊維より小さいナノサイズの泡で、直径は0.001mm以下と言われています。

この泡で繊維の奥の汚れを浮き立たせて高い洗浄力を発揮します。

さらに東芝の洗濯機は低振動と低騒音です。

 

日立

日立の洗濯機には、ナイアガラシャワーという機能がついているのが特徴。

この機能は、たっぷりの水を循環させることで、衣服の洗剤残りを防いでくれます。

また、繊維の奥に潜んだ洗剤の残りを徹底的に落としてくれます。洗浄力の高さなら日立の洗濯機がおすすめです。

 

シャープ

シャープは「穴なし槽」を採用が特徴。

洗濯槽と外槽の間にたまるムダな水に注目し、穴がない洗濯槽でも脱水できる仕組みを実現して特許を取得しています。

「穴なし槽」は、洗濯槽の外側や裏に付着した黒カビや汚れが洗濯槽内へ侵入しないのもメリットです。

 

家電リサイクル

洗濯機は家電リサイクルの対象となります。

洗濯機の買換えということであれば現在使用している洗濯機を引取ってほしいと事前に伝えておく必要があります。

既存の洗濯機を引取ってもらう場合は、家電リサイクル法に基づきリサイクル料金と収集運搬料金が必要となります。

その場合は家電リサイクル券が発行されますので、控えはしっかり保管しておきましょう。

 

以上が洗濯機を購入される際のポイントと注意点となりますので、ご参考になれば幸いです。